「介護者って本当にすごいんですよ」専門家からのアドバイス

義母のケアマネジャーは定期的に訪問し義母の様子をよーく見て下さり、認知症の程度によってケアプランの改定をしてくださいました。自宅とデイサービスでの様子でのギャップを伺い驚いたことがあります。自宅では機嫌の悪い事が多いのですが、デイサービスではもっともっと手に負えない様子でした。そして通所デイサービスを変更しました。
認知症症状の進行に応じた対応方法などのアドバイスと共にキーパーソンである介護者の私にとても気遣ってくださいました。私たち介護者に向け、伺ったアドバイスをまとめました。
休息がなにより必要
要介護認定を受けた家族を在宅で介護するのは負担がかかります。具体的には身体の負担。肉体疲労がかさむからです。介護度が上がるほど負担も増加します。
要介護2の時からお世話になっているケアマネジャーさんですが、会う度に私の心配をしてくださっていました。つまり、認知症は改善しないで進むもの。いずれパンクするかもしれない、記憶障害や見当識障害でイライラすることになる、幻覚や妄想で負担が増す、と言うのです。
身体的な負担のほかには精神的負担も気にして下さいました。いつも「休めるときは休んで。イライラする事があっても片目をつむって流す、口から出た言葉は時間が経てば忘れることもあるから鵜呑みにしないで」などなど。義母が施設入所するまで「休めるときは休んで」が合い言葉になっていました。
レスパイトケアを薦められる
レスパイトケアとは介護者が休息を取るための介護サービスです。具体的には私で介護疲れて疲弊しているときに義母にショートステイなどを利用もらう事です。認知症はいつまで続くかわからないため介護も終わりが見えないので私が介護活動に耐えるための支援という名の下の手段です。介護サービスではありますが、介護者の心と身体の健康を福祉が維持活動してくれる、ということになります。とても有難いサービスで感心しました。
レスパイトケアを上手に使いたい
レスパイトケアを簡単に考えて「この日はゆっくりしたいから、どこかで預かってくださーい」という訳にはいきません。私の場合はケアマネジャーと密に連絡を取ることができたので、安心して計画を立ててもらえました。
通常、事前に計画を立て、受け入れる側との契約も必要となります。日程や相性も含め先方との折り合いが合わないこともありました。義母が嫌がる場合もありますし、その反対もありました。私の中では相性が一番の難関でした。
帰宅したあとのケアも大事だと思いました。楽しかったか、どんな様子だったのか、など話しを聞いて良い印象を忘れないように紙に書いて毎日読み上げるなど、継続できるように私も努力しました。自分の休息のため、と思って頑張っていたのかもしれません。
レスパイトケアの種類
一般的には施設での受け入れになります。短期入所やショートステイ、デイケアなどです。その他には在宅サービスもあります。訪問介護サービス、ホームヘルパーサービスなどで在宅での介護を担ってくれます。公的介護サービスばかりがレスパイトケアではありません。家族や知人友人が介護者に変わって一次的に介護を担い、介護者が休息できることも同様です。
いずれにしろ介護を受ける本人も介護者も少し距離をおくとお互いがストレス解消となれるようです。もしもご存じないようでしたら、是非ケアマネジャーや地域のサポート窓口を利用するのが良いと思います。